Target: トラッドバイソン レザーベルトトラッドバイソンが使うレザーは、私たちが知るレベルとはかなり違うイタリアでも屈指の品質を誇る革だ。その質の違いをエイジングの中で紹介をしていく。
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日々積み重ねるエイジングを楽しむ。
イタリアの中でも最高峰といわれるレザー。
最高の品質とはどういうものなのか。
この何ヶ月でしかないが、見えてきたところをレポート。
レザービルダーも惚れ込んだ、値段以上の価値がだんだんと見えてきた。
エイジングが遅く感じる。それはなぜか?
このベルト、ほぼ毎日着用し、半年以上が過ぎた今も大きくは変わらない。多少ベルトホールにタテに真鍮の後が出てきたが、
せいぜい表面についたキズ。若干は柔らかくなったか・・・。衣服と擦れる内面はピカピカになっている箇所もある。が、その程度。
よく起こりがちなベルトの歪みなども起きていない。
実はコレ、たっぷりと含ませた良質なオイルと、革そのものの繊維の質によるものに感じる。
とにかく強い。この革の強さもハンパない。
半年間も着用していれば、おのずとベルトの穴も広がったりするものだが、多少はめやすくなった程度。さすがに
ベルトの剣先は頻繁に触れるため、多少黒光りしているようだが・・・・相当に強い。
ビルダーに聞いてみたところ、レザーの質と含まれているオイルの相性が抜群で、自己回復力も
あるのだとか。半年以上もの間、このベルトにはほぼノーメンテナンス。それでこの状態。すごくないですか??。
角に丸みを帯び、柔らかくなったが型崩れはしない。
ベルトは剣先とベルト中央あたり(背中の辺り)に一番の負荷がかかる。背中の辺りは姿勢や
パンツの種類などで大きく変わるが、剣先はあまりどの姿勢でもパンツでも変わらないので新品と比較。
角に丸みを帯び、多少色は濃くなっただろうか・・・・
含むオイルはレザーにとっては血液そのもの。
革に含まれるオイルはその質や相性によって革の寿命を大きく左右する。また、
都度のメンテナンスなどを必要とするが、このベルトに限っては逆にメンテナンスはNG。オイルの塗布などは
革との相性があるため、逆に悪くしてしまう。
キズが気になれば、柔らかいタオルなどで磨いてやればいい。
磨くだけで修復、ツヤ感アップ!
ベルトの左側は使用後、右側は同じくらいキズのついた部分を上写真のように磨いた後。
これだけではっきりとキズは目立たなくなってしまった。
含まれているオイルが荒れた表皮を滑らかにしたようなイメージだ。