＜ＢＡＸＥＳ＞バクシーズ Ａ３対応ボックス型バッグ　【Ｂｅｌｍｏｎｔ】（全手数料無料）

ハードで頑丈な印象のスクエアバッグ。

　A３サイズの書類というは仕事の内容によってほとんど必要なかったりするのだが、A３サイズなしには仕事ができないほど必要となる仕事もある。世の中には需要と供給のバランスで成り立っているが、A３サイズのものは本当に少ない。あってもデザイン性は二の次で、せっかくいい内容でも入れる「器」がつまらないと、期待感も薄いと感じてしまう。

　待ちに待ったセンスのあるA３対応のバッグ、それがこの「バクシーズ」。ボックスとバッグを合わせて割った名前も分かりやすい。それにどことなくハードなイメージがあるのも男心をくすぐられるというものだ。

ミニマムサイズでスマートに。

　バクシーズは完全なスクエア型で書類の角も傷まない。書類の入る幅も最小限にしており、見た目にもスマート。「あなたとの商談のためだけに来ました」と言われれば納得、相手も心を奪われる、かもしれない。

　バッグの厚みは約４センチ。少ない書類でも中でたわんだりしにくいサイズとなっているが、筆者がテストした状況では最低でも10枚は入っていたほうが書類自体も安定する。それ以下の場合はクリアファイルなどを利用するのがいいだろう。

タフな外装でエイジングも楽しめる。

　バクシーズに使われている素材は「硬質繊維ボード」と呼ばれるもので、これに防水の表面処理がなされている。汚れに強く、雨などにも強い。ただ、バッグの口はオープンタイプなので中の書類はぬれてしまう可能性がある点はご注意いただきたい。

　硬質繊維ボードは想像よりも固く、拳で叩くと「コンコン」としっかりと詰まった感じの硬い音がする。軟質系のプラ板を叩いているようだ。思い切り固いものにぶつければヘコみはするだろうが、破れる事はまずなさそうだ。
写真には写っていないが、底面にもしっかりと鋲打ちされており、全体的にも「しっかりしている」感にあふれている。

上質な作り方はやはり「Made in Japan」。

　細かなところで見ても、細部までしっかりと作られていて妥協点がない。リベットの仕上げ、レザーのコバ（側面）の仕上げもしっかりしている。ただ、新品状態のレザーはどれでもそうだが若干固く、馴染むまで手のアタリはあまりよくない。　

　 バッグの内側はリベットの反対側が出ているのが見える。リベットはその性質上潰して留めるわけだが、これが手に触るとトゲとなってささることもあるが、とてもスムース。中で書類が引っかかったりすることもない。

　シンプルな外装ゆえに目立つ存在感はない。ゆえにどんなシーンでも嫌味なく使えるところがいい。

　筆者が気に入っているところに持ち手の長さがあるが、これが本当に絶妙。下の写真のように男女を問わずに、肩にかけても、また手に持っても引きずったりすることはなく、すっきりとスマートな印象だ。　（※男性モデル：１７７センチ、女性モデル１６５センチ）

カラーは全部で３色。
撮影条件等によりレザーの色が違うように見えるが全て同じダークブラウン。