The CORE:フォックスアンブレラ(fox umbrellas)



フォックスアンブレラ レザーハンドル

FOX umbrellas(フォックスアンブレラ)
Gents TubeLine/SolidLine

Morphoseでオープン当初からずっと売上本数No1を誇っているフォックスアンブラ。

Men’s雑誌にも度々取り上げられ、イギリスの王室御用達、各国の有名人にもファンが多い。チャールズ皇太子はなんと30本以上を所有する“大ファン”なのだそうだ。

特に人気なのがこのチューブラインと呼ばれる細身の傘。
イギリスでは公式の場でステッキを持つのだが、FOXはそういった場面でもよく使用されているのだそうだ。最後に紹介をするが、ソリッドラインはもはや傘の概念を超え、よくよく見れば確かに“ほとんど”ステッキ、なのである。

FOXは単に“雨傘”だけでない、男のアクセサリーのひとつとしても、その存在感を示すことができる“傘”は、そうたくさん世にないことにもこのフォックスアンブレラに気づかされた。

 

Gents TubeLine

1868年に誕生してから140年以上の間、すべての工程を職人の技によってチューニングされるFOXアンブレラ。
閉じているときのスマートなラインも特徴のひとつですが、「コウモリ傘」の原型を作ったとされるFOXならではの技術は傘を開いた時の、ゆるやかな、そして優美な骨組のラインにあります。

細巻きのチューブラインはさしているとその軽さをも実感していただけると思います。細く巻き上げるため生地は強くて薄いパラシュートナイロンを使用しています。

In 1868, during the reign of Queen Victoria, Mr Thomas Fox opened a shop in the City of London, making and selling whalebone framed, silk umbrellas.

In the 1880s a major change in the manufacturing process took place with the introduction of a stainless steel umbrella mechanism, invented by a Mr Samuel Fox (no relation). By replacing the traditional whalebone frame of the umbrella with the new steel frame, Fox created a unique stronger and lighter umbrella. And so the modern umbrella was born.


今や世界基準の“FOX”が生んだ技術

骨組みは全てブラックアウトされ、その1本にロゴネームがゴールドで印刷されています。内側の、目立たないところにさりげなくロゴが入るのも英国的なお洒落。シャフトはダークブラウン。になっています。

薄くて丈夫なナイロン生地もFOXならでは。生地の終端部分は熱処理でカットされています。

Morphoseで一番人気

FOXのもうひとつの特徴は、ハンドルの素材や形状にあります。天然木やレザーといった材も人気ですが、やはり人気は「アニマルヘッド」です。

Morphoseで取り扱うのは“グレイハウンド”。形状は意外にも持ちやすく、その存在感は特筆モノです。

Flashのページでも紹介をしていますが、光の陰影で生まれる、何ともいえないグレイハウンドの表情が心を癒してくれます。個人的見解ですが、私も一番のお気に入りです。後は使う勇気、だけでしょうか。

傘ひとつでも男の質感が見える?!

着る服やバッグには気を使っている人も、傘は普通、場合によってはビニール傘、というのもよく目にします。
写真でも見て取れるように、傘をささずに持っているときにこそ、そのスタイルは意外にも他人の目に入ってきます。細身のFOXはスタイルもよく、持っているだけでも一見のグレードが垣間見えてきます。

薄くて丈夫なナイロン生地もFOXならでは。生地の終端部分は熱処理でカットされています。

SolidLine 究極の1本を求めて

FOXにはもうひとつのグレードがあります。ハンドルから石突まで1本の木で作られた、“ソリッドライン”と呼ばれる傘です。

Morphoseで扱うのは「アッシュ」、トネリコとも呼ばれる木でとても粘りがあり、少し白っぽい、木目の美しい希少な木です。
エイジングにおいては何年もかけて育てる価値のある材です。たとえ傘部分が壊れても修理をして長くご愛用いただきたい1本です。

シャフトが多少太いため、巻き上げもチューブラインのように細身にはなりませんが、男らしい、骨の太い独特の存在感は所有する喜びをもたらしてくれます。

ハンドル材の比較

持ったときの雰囲気や持ちやすさはどうなのか。
実際に持ってみると、それぞれハンドルの特徴が持ちやすさにも出ていてなかなかおもしろいです。

マラッカ籐は標準的で、日本人の手の大きさにも合います。

レザーは縫い目が手にフィットして、ホールド感抜群です。

アニマルヘッドは見た目と裏腹に、その持ちやすさには驚愕です。

ソリッドは材によりますが、表面の凹凸が安心感につながります。

FOXアンブレラ エンスージアストへ。

私もそうであるように、できることならば人と同じものは持ちたくない、
自分だけのオリジナルがほしい、と思う方もおられると思います。

2010年年末にFOXでオリジナルオーダーをして以来、限定にて販売をさせていただき、おかげさまでもって3ヶ月というスピードで完売してしまう人気の傘です。

オリジナルモデル最新作は2種類のオリジナルフォックスアンブレラを発表。

フォックスアンブレラ最上級傘生地でもある「プリンス」を使用した前作のアンブレラもリファンされて登場、今度は牛角を埋め込んだ特製ハンドルが加わり、さらに高級感が高まりました。

また、価格を抑えながらも、個性的に仕上げたバージョン(左写真)もラインに加わりました。

 

詳細はMorphoseオリジナルFOXアンブレラのページをご覧ください。

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