トラッドバイソン(trad-bison)レザーベルト 商品詳細
イタリアで現存する、最高品質のレザー(G.B Leathers)のミラージュを使っている。これは、フランス産の牛の原皮のダブルバッツ(お尻の部分)を使用
(この時点でかなり贅沢!)している。ダブルバッツはコードバンでも分かるようにとても堅牢な革だ。
フランス原皮はアメリカのように自動的にブクブクと太らせた牛とは違い、より自然な環境で育てられている為、とてもきめ細やかな肌に育ち上質な表情を持っているのが特徴だ。
上質なオイルをふんだんに含ませる製法はとても難しいらしいのだが、この革は群を抜いてオイルで満ちている。
写真で見てもわかるように、しっとりとした風合いを感じてもらえるだろう。
革の良さは上記の説明でご理解いただけたと思うが、そのレザーの良さを生かすには逆に「革をなるべくいじくりまわさないこと」なのだそうだ。
このベルトには最低限の手しか加えられていない。言い返せば制約がある中でのデザイン性が問われるわけで、それは逆とても難しい。
写真 上:ファイアーマンバックル、下:バックルレス
先にも説明したとおり、このレザーには特殊なオイルをたっぷりと染み込ませてあるため、普通の革ベルトと比べても変形などには圧倒的に強い。特に変形が強くなるベルトホールを見てもらえればわかるだろう。
革の表面も小さなスクラッチ程度なら布で軽くこすってやれば消えてしまう(写真のものは硬いバッグとこすれ合い、普通ならこの程度で済まない傷)。また特殊なオイル成分で満たされているため、必要以上に柔らかくなることもない。
ファイアーマンバックルはその名前のとおり、消防士が身に付けていたもので、緊急時にベルトを外さなくてもバックルの留め金を外すことでベルトがリリースされる。
経年変化を楽しめるよう、この部分は真鍮製になっている。
初めて見たときに奇抜な発想というか、こだわりの集大成というか、この職人技には驚いてしまった。革を幾重にも積層させたバックル替わりの留め革がついているだけ。バックルがないベルトに違和感を感じたが、つけてみると意外にしっくりとくるところがフシギとおもしろい。
さらに「おおっ!」と思えたのはTシャツなどではバックルがごっつく目立ってしまうのがまったくない。心なしかおなかが出ているようにも見えてしまうのが軽減されているようだ。
作者はスーツの下に着用し、見せるベルトとして作られたようだが、私的にはつけていないように見せるというところがミソのように思えた。
トラッドバイソンでは徹底的な手作りにこだわっている。細かな力加減やコツを活用することで成しえなかったレザーアイテムの開発に力を入れている。
今回のベルトもすべて手作り、そのこだわりをじっくりとご覧いただきたい。
長さ L:約100~90cm M:約90~80cm、S:約80~70cm ※すべてウエストサイズ
素 材 イタリア製タンニン鞣しレザー、真鍮
カラー ブラウンのみ
販売価格(税別)
その他の情報::Morphose 「The CORE」
※バイオーダー品のため、2~3週間ほどお時間がかかります、ご了承ください。
Lサイズ以上のオーダーも賜ります。
価格は製品代+2,500円~。
詳しくはお問合せください。
support@morphose-homme.com
長さ L:約100~90cm M:約90~80cm、S:約80~70cm ※すべてウエストサイズ
素 材 イタリア製タンニン鞣しレザー
カラー ブラウンのみ
販売価格(税別)
その他の情報::Morphose 「The CORE」
※バイオーダー品のため、2~3週間ほどお時間がかかります、ご了承ください。