時計好きの仲間が集まり、こだわりの時計を作る集団となった「時計企画室コスタンテ」の中でも、エントリーモデルとして男女共に人気の高いのがこの「マスターピース」だ。

　もっと気軽に腕時計を楽しんでほしい想いから、手軽に、そしてアクティブに使えるモデルを考案。それがこの「マスターピース」だ。
すばらしい視認性と操作性はＳＰＱＲならでは。マット加工されたケースもベルトの質感に合っている。

　おもしろいのはベルトの存在感がこの時計の個性を決めていることだ。12色もあり、気分で変えられるほどにメンテナンス性にも優れる。
ベルトに採用されたのは京都の老舗帆布店「一澤信三郎帆布」のものだ。使い込むほどに味わいが増し、愛着が深まるのは帆布のいいところだ。

　マイスターが追い求めた、理想の時計。SPQR（Superiore Precisione Qualita Riservato 伊語で上質のこだわりプロダクツの意）のブランド名に恥じない、熟考された施策の数々、思い切った価格設定など魅力に溢れている。

　ＳＰＱＲの特徴でもある、２段式ベルト取付穴。取り付けるベルトの種類で穴位置を変えることでケースとの段差をキレイに見せる事ができる。意外にも面倒という点から採用されない、マイスターのこだわりだ。
ケースは5気圧防水で日常生活にも問題なし。

　　一澤信三郎帆布のベルトは単体では入手できない完全オリジナル。ぜひ、マスターピース購入時に何色かを購入されることをお薦めしたい。（ご購入後でもベルト購入可能。￥６０００（税別）。詳しくはお問い合わせください。）

　ホームセンターなどで手に入る、ベルト交換用工具ひとつで簡単に交換できる。でも、バネ棒をなくさないようにご注意！。

　ベルトで個性を決める、トータルバランスをよく考えられている、ちょっと珍しい趣向のウォッチ。マスターピースの名に恥じず、使ってみて装着感といい、時計としての機能といい申し分もなく、つけていて結構目立つので自分の個性感をアピールするにはいいアイテムだ。